【第15回】働き方改革—副業が当たり前の世の中は訪れるのか?—

2018/02/28たかまつななの気になる数字ですの♪

政治を愛するお嬢様芸人のたかまつななさんに毎月気になるニュースを紹介してもらう「たかまつななの気になる数字ですの♪」。株式会社「笑下村塾」の取締役も務めながら、4月からNHK入局が決まっているたかまつさん。実はNHKは兼業自体は禁止していないそうなんです。今回は、現在世の中で少しずつ広がりつつある「副業解禁ムード」の理由についてお話してくださいました。

「働き方改革」

皆さまご機嫌よう。4月から社会人として働くことになりました、お笑い芸人のたかまつななです。

私は株式会社 笑下村塾で取締役を務めながら、NHKで働く予定です。あれ?NHKって副業OKなの?という疑問が出てくると思います。実は、兼業自体は禁止ではないという決まりがあるのです。

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今世の中がなんとなく副業解禁のムードになっているのをご存知ですか?その理由を本日は考えてみたいと思います。最近巷でよく言われている「働き方改革」がその理由なんです。働き方改革は、労働力人口の大幅な減少を受け、どうにかしなきゃいけないということで始まりました。15歳~64歳までの労働力の中核を指す生産年齢人口が減少していますが、実はこれ前から起こっていたことなんです。ですが、女性の労働参加によって補われてきたので、あまり問題が表面化していなかったのです。

しかし、2025年460万人の労働力が奪われると言われています。それは、団塊世代が70代後半に突入し、一気に引退してしまうからです。

ならば…

・働き手を増やす

・出生率を上げる

・生産性を上げる

しか方法はありません。女性が社会進出しましたし、外国人の力を借りるという方法も今はあまりとられていないので、働き手を増やすことは難しそうです。子供を増やすというのも正直なところ、なかなか今の段階では難しいです。絶対にやらないといけませんが、やっても効果として現れるのには、しばらく時間がかかります。

では、どうすればいいのか。生産性を上げるしか方法がないのです。生産性を上げる方法は、ロボットの手を借りたり、非効率・無駄をなくしたり、個人の能力を高めるなどいくつか方法が考えられますが、副業解禁の流れが今は大きいのです。このように労働力不足を補うために副業推進の流れが出てきた訳ですが、同時に政府には、経済成長の狙いがあります。イノベーションの促進、人材確保、人材育成、所得の増加、創業の推進、 労働市場の流動化です。経済効果としても、時代の要請としても、副業推進は納得がいきます。

働き方で会社を選ぶ時代

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ただし、まだ企業の8割は副業を禁止しております。その理由としては、就業時間を把握できないから、健康管理ができない、また競合になった場合はどうするのか、守秘義務は守れるのかというものです。私は株式会社 笑下村塾という小さな会社の社長です。副業は、スタッフのスキルアップも見込めるし、社外の人脈や発想から事業拡大につながると思いますし、優秀な人材を確保でき、所得もあがるし、いいところだらけではないでしょうか。でも、リスクなく転職できちゃうから経営者としては頭を抱えるのはなんとなく分かります。弊社も、「え?!転職するの?!」って急になったことがあり、びっくりしました。でも、それだけ魅力的な働く場を提供できなかったんだなって反省しています。働き方で会社を選ぶ時代。社長の皆さん、あなたの会社は魅力的な働く場を提供できていますか。

今後の予定

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NHK入局前、最後に単独ライブを開催します。第10回たかまつなな単独ライブ「御機嫌よう、さようなら。」3月9日、10日19:30-新宿@角筈ホールにてhttps://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1761318 チケットぴあから購入できます。ぜひ見に来てくださいませ。

 

※次回は3月29日(木)更新予定です。


たかまつなな

たかまつなな紹介画像

お笑いジャーナリスト・お嬢様芸人・株式会社 笑下村塾代表取締役

フェリス女学院出身のお嬢様芸人として、テレビ・舞台で活動する傍ら、 お笑いジャーナリストとして、お笑いを通して社会問題を発信している。18才選挙権を機に、若者と政治の距離を縮めるために、株式会社笑下村塾を設立。「笑える!使える!政治教育ショー」を開発し、全国に出張授業・講師養成を行う。

芸能活動をする一方、東京大学大学院情報学環教育部、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科で学業に勤しみながら、講演会・シンポジウム・ワークショップ・イベント企画など手がける。

夢は、お笑い界の池上彰になることである。

株式会社 笑下村塾HP:http://www.takamatsunana.com/

 

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