ナンバーズ4ストレートで低配当連発!その真相にロトナン編集部が迫った!!

2021/09/25

ナンバーズ4低配当の真相とは?

50万円以下の低配当ストレートが7月ごろから大量に発生!

編集長(以下:編)「これは事件だな」

8月のナンバーズ4の抽せんを見ていた編集長がつぶやいた。どうしたのかと編集Mが聞き返す。

編「最近のストレートの賞金額が気にならないか?」

編集M(以下:M)「あれ、なんか安いですね」

編「そう、おかしいんだ当せん金が……」(表1参照)

ナンバーズ4低配当の理由

▲表1:2021年8月のナンバーズ4 抽せん数字とストレート当せん金

これまでナンバーズ4のストレートといえば、期待値は90万円、数字にもよるが100万円前後の当せん金が多かった。1万分の1という確率を制したものだけが手にする高額賞金。しかし、表を見るとわかるが、7月に100万円を超えた抽せんは、ただの1回もない。しかも、販売実績額も変わりない状況。

編「たとえば7月抽せんの第5743回の『1012』(ストレート134口、当せん金も27万4000円)や8月の第5769回の『0715』(ストレート234口、当せん金28万7200円)は非常に安いけど、これは納得できる」

M「10月12日や7月15日の日付になる数字だからですね」

編「ご名答。ナンバーズ3やナンバーズ4だと当せん数字が日付になるケースがある。これは誕生日や記念日などで購入している人も多いから、安くなるんだ。実際にこれまでのナンバーズ4のストレートワースト配当を調べると、証明できるんだよね」(表2参照)

▲表2:ナンバーズ4ストレート低配当ワースト10

M「安くなるパターンには、語呂もありますよね」

編「そう、実際に表2でも出ている『5963』。これは『ごくろうさん』の語呂になっている。『4989』は『しくはっく』(笑)。こういう数字は激安になることが、これまでの抽せん結果からわかっていること」

M「じゃあ、今回配当が安くなっているのは、そうではないってことですか?」

編「そうなんだ。たとえば8月のストレートの配当が50万円を下回るもの(表1黄アミ)を見てほしい」

M「第5750回の『8365』、これは日付にも語呂にもなりませんねー。第5751回の『1783』は、かろうじて『いなばさん』という語呂になりますかね」

編「確かに、これは語呂の可能性もありだな。ほかにも当せん口数にも注目してほしいんだ。概ねナンバーズ4のストレート口数は40口程度なんだけど、3ケタ行っちゃってるよね」

M「本当だ! こんなに当たってるってことは、誰かが複数口買いしてるってことですかね?」

編「1回だけなら、それも考えられると思う。実際に過去に取材したなかでストレート24口当せんというのも見てきているからね。でも表1を見てわかるとおり、100口を超える回が8月だけで14回も発生しているんだ。毎回複数口で買って当たる確率じゃない」

M「確かに。じゃあ、一体理由は何なんですかね!?」

編「妄想を含めれば、さまざまな可能性があると思うよ、たとえば……」

編「ありえないことも含めて可能性を列挙してみたけど、ここから消去法で考えてみよう」

M「④のとんでもなく当たる占い師はなさそうですね」

編「これは却下してよさそうだね。加えて、①と②はすぐにニュースになるレベルだけど、そんなニュースはないから、これもなしだな」

M「③の謎の攻略集団はありそうじゃないですか?」

編「可能性としてはあり、だな。でもどうやって当てているのかが見えてこない。しかもストレートの1万分の1という確率を考えても、リスクが大きい気がする」

M「じゃあ、⑤の攻略法を見出した人がいるってことですか?」

編「ナンバーズを楽しむ、いちフリークとしては、この答えが一番望ましいけど、それでも複数口買うかどうか、が疑問視されるところだよね」

M「じゃあ、答えがないじゃないですか」

編「いや、そうとも限らんよ」

ナンバーズ4におけるパラダイムシフトが発生した可能性

編「実際のストレート当せん口数と当せん金をかけると、その回のストレートに振り分けられた配当がわかるよね。配当になる金額全体のうち、ストレートに割り振られる金額がわかれば、どれだけストレートが買われたかも予測できる」

M「ちょっと何言ってるかわからないです」

編「だよね。要はナンバーズ4のストレートを狙う人は少ないんじゃないかっていうのが、これまでの定説。そうじゃなくて、実はストレートを狙う人がすごく増えた、と仮定したら?」

M「なるほど、買う人が増える=当たり本数も増える、って原理ですね」

編「そのとおり、それを直近の数字で実証できれば答えは出るはずだ!」

算出方法は次のとおり。調べたい回号のストレートの口数と当せん金をかける。すると、ストレートの配当金合計が算出される。それを、宝くじの配当パーセンテージ46.5%で割りかえすと、ストレートを購入した金額の概算が出る。それを200円で割ると、ストレートの販売口数の概算が出る。これを販売実績を200円で割った全口数で割ると、ストレートの販売口数が全体のどれくらいのパーセンテージになるかが見えてくる。

編「少し計算はややこしいんだけど、たとえば第5707回を見てみよう。この回の当せん数字は『6469』、日付にも語呂にもならないから、ストレートも約74万円とまずまず。この回の販売実績におけるストレートの大まかな販売口数(%)を見てみよう」

ナンバーズ4低配当の理由

編「ちなみにほかのストレート当せん口数が多い回でも検証してみたが、やはりストレートで買われているパーセンテージが圧倒的に多かった」(表3参照)

ナンバーズ4低配当の理由

▲表3:最近3カ月のナンバーズ4ストレート配当と販売額におけるストレート購入の予測

M「買われる分母が多ければ、それだけ当せんも増える、ということですね」

編「そう、理論的には解決だな。理論的には……」

M「意味深ですね」

編「わかっているとは思うけど、ひとつ疑問が残る。購入している人たちが一気にストレート買いにした理由は何なのか? ってこと。おおよそ7月のオリンピック開催に合わせてストレート当せん金に変動が起きているんだ。だから、ネットでストレート買いやオリンピックを絡めたキーワードで調べてみたけど、この手の検索結果は出てこなかった」

M「うーん、謎ですね」

編「まさにパラダイムシフト(これまで当然と考えられていたものの見方や考え方が劇的に変わること)だな」

M「まだ何かありそうですね」

編「ああ、ここは、実際に当せんした人たちに話を聞ければ、また見えてくることもあるかもしれないな」

M「というわけで、この記事を読んでいる方で、最近ナンバーズ4の買い方をストレートにしたよ、という方。さらには、それで当てたよ、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ編集部までご連絡を」

 

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※有力情報には些少ですが粗品をプレゼントさせていただきます。

 

※この記事は『ロト・ナンバーズ「超」的中法2021年11月号』の[緊急企画]を一部抜粋変更したものです

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