ナンバーズ3で約1700万円当せんの達人・奥野氏の予想コラム
「達人・奥野のナンバーズパラダイス」2023年3月15日更新コラムを一部ご紹介。お好きにご活用ください。
※「達人・奥野のナンバーズパラダイス」の詳細はコチラから。
※ナンバーズ3の詳細は宝くじ公式サイトをご確認ください。
「My Library!」６６
第６１６０回「１４５」を「４５」ミニ当せん♪
ご無沙汰十の位「４」狙いでした。
『 My Library 』へようこそ～♪直木三十五賞は、無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞であります。通称は直木賞。かつては芥川賞と同じく無名・新人作家に対する賞であったが、現在では中堅作家が主な対象とされていて、ベテランが受賞することが多々あります。今回は、直木賞を受賞した小説を紹介します。
■『夜に星を放つ』 窪 美澄（著）
第１６７回直木賞受賞作、かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける５つの短編集。窪美澄さんの小説は『ふがいない僕は空を見た』に続き２冊目。「ふがいない……」は、Ｒ－１８小説だけあってちょっと？いや、かなり過激でＨだったが、今回の「夜に星を放つ」は、どの話もちょっと切なくて、とても読みやすい。しかし、直木賞としては、インパクトが弱く物足りないかな？
【真夜中のアボカド】コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、３０歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く。
【銀紙色のアンタレス】１６歳になった真は、田舎のばあちゃんの家で夏休みを過ごす。砂浜で赤ちゃんを抱っこした女の人と出会う。そして、幼なじみの朝日も泊りにやって来る。
【真珠星スピカ】学校でいじめを受けている女子中学生と交通事故で亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く。
【湿りの海】離婚した妻と娘はアメリカに渡った。傷心の沢渡は、隣に引っ越してきたシングルマザーと出会う。
【星の随に】弟が生まれたというのに、「僕」は新しいお母さんのことをまだ「渚さん」としか呼べていない。父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く。
夜空にはたくさんの星がきらめきまたたく。それを見上げる人たちも、同じようにきらめいたりまたたいたり。別れは悲しく悔しくて、人を想う気持ちはどうすることも出来ない。そんな人たちの心のまたたきを優しく包み込むような短編集だった。
おすすめ度は、★４つ。
■『汝、星のごとく』 凪良 ゆう（著）
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
凪良さんの小説は３冊目。久しぶりの恋愛小説だったが、私の中では昨年ナンバーワンの小説だったと思う。遠距離恋愛か……、（私も１０代の頃彼女を福岡に残し大阪へ、４年半いろいろあったなぁ）すぐに感情移入してしまった。いろいろなテーマ（ヤングケアラー、男女格差、同性愛、宗教、ネットでの誹謗中傷など）が盛り込まれ、心に突き刺さる言葉も多く、後半は涙がジワジワとあふれ、枕を濡らして一気読み。エピローグでちょっとした仕掛けがあり、おやっ？プロローグを読み返してしまった。「汝、星のごとく」のタイトル回収もみごとで、表紙を確認。余韻がいつまでも残る小説だった。第１６７回直木賞に初ノミネートされましたが、残念ながら直木賞はとれませんでした。しかし、２０２３年本屋大賞ノミネート作品なので、本屋大賞（発表は４／１２）をとって映画化されるだろう。
おすすめ度は、★５つ。
――つづく。
ナンバーズ3オススメ
今回のおすすめN3は、第6164回終了現在、第6073回より91回出現なしの[12]ボックスペア狙いで 5点。
[021] [121] [221] [321] [421]
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奥野政勝
1960年生まれ。1995年ごろにナンバーズに出会い、以降さまざまな角度からデータ集積を行い、当せんを重ねる達人。月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』に隔月連載コラム、ケータイサイト「超速ロト・ナンバーズ」に週間コラムを持つほど、読者からの支持が厚い。主にナンバーズ3が主戦場。雑誌・ケータイサイト登場時から、ナンバーズ3の当せん歴の多さから「神」と呼ばれることも。ナンバーズ3攻略は、2ケタの数字を制することが基本と話す。その言葉どおり、2つの数字を攻略したものが多い。
●当せん歴（2020年8月末時点）
ナンバーズ3&4約2200万円
第4315回ナンバーズ3「946」
ミニ×80口=64万8000円当せん！
セットストレート＝4万7400円当せん！
合計69万5400円当せん!!
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