ロトでは非常に珍しい1等と2等の賞金額が逆転してしまう、いわゆる「逆転現象」と呼ばれる現象がある。これまでに(2019年4月10日現在)7回発生している(下図参照)。
■ロト6逆転現象発生回
回別 | 本数字( )はボーナス数字 | 1等 | 2等 | ||
口数 | 賞金 | 口数 | 賞金 | ||
84 | 17 19 26 28 35 37(40) | 17 | 15,692,300 | 8 | 30,011,300 |
230 | 04 09 18 31 36 42(34) | 167 | 1,814,700 | 29 | 9,405,200 |
625 | 05 17 26 37 39 42(20) | 13 | 16,095,600 | 7 | 26,902,500 |
991 | 03 18 21 25 29 37(35) | 3 | 35,920,900 | 2 | 48,492,800 |
1065 | 11 13 27 37 41 42(40) | 2 | 61,590,200 | 1 | 110,861,400 |
1083 | 10 13 15 18 25 38(20) | 3 | 38,342,600 | 2 | 51,762,100 |
1091 | 21 22 24 26 28 30(38) | 15 | 8,046,100 | 2 | 54,310,800 |
月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』でロト6予想コラム「六選人(ろくと)のお得な寄り道(仮)」を連載している六選人さんは、逆転現象が発生した極めて稀な回である第1091回ロト6の1等804万円当せん者。
逆転現象が起きる理由
なぜ逆転現象が起きるのか?
ロト6は1等~4等までの当せん金はパリミューチャル方式を用いる。また、5等は固定賞金方式により決定している。
まず、5等の当せん金は原則として1000円に固定されているので、1等~4等までの当せん金は、当せん金総額から5等の配分を引いた残額を決められた一定の配分率(下図参照)に応じて各等級に配分される。さらにそれを各等級の当せん口数で配分するので、当せん金額は申込口数によって回ごとに変動する。これがパリミューチャル方式だ。
例えば1等に1億2000万円、2等に8000万円が配分されるとすると1等に2口、2等に1口の当せんがあった場合、1等は6000万円、2等は8000万円の当せん金になり、逆転現象が起こるというわけだ。
■配分率
1等当せん金:約25.5%
2等当せん金:約22.9%
3等当せん金:約27.5%
4等当せん金:約24.2%
六選人さんのロト6予想コラムは月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』で隔月連載中
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※「六選人(ろくと)のお得な寄り道(仮)」は奇数号に掲載しています
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