【第17回】大企業、日本社会が抱える課題

2018/04/29たかまつななの気になる数字ですの♪

政治を愛するお嬢様芸人のたかまつななさんに毎月気になるニュースを紹介してもらう「たかまつななの気になる数字ですの♪」。現在、NHK、笑下村塾、お笑い芸人、と大忙しのたかまつさん。今回は、そんなハードな生活を通して感じる大企業や日本社会が抱える課題についてお話して下さいました。

パラレルワーカー

4月から私はNHKに入局しました。

今はまだ研修中です。

研修が終わり次第、講演会の会場に向かったり、

取材先に出向いたり、打ち合わせに行ったり

なかなかハードな生活をしております。

株式会社 笑下村塾とお笑い芸人の活動を続けております。

朝9:30に研修所に通い、18:00すぎに解散。

夜は仕事や会食などを平均2~3つして、移動時間中にメールを返信し、twitterとブログを更新するという日々です。

まさに、今流行りのパラレルワーカー。

パラレルワークとは、同時並行で働き、複数の収入源を持つことです。

副業をテーマに取材を受けることもしばしばあります。

まだ1ヶ月しか経っていませんが、正直、オススメしません!!

とてもハードワークです。

一応誤解を防ぐためにいうと、両方こなすことがです。

NHKは全然ブラックでは今の所ありません!

相当な根気が必要です。

政府は人口減少による働き手の不足を副業推進で補おうとしておりますが、それは無理です。私自身は解禁してほしいし、解禁することによるメリットを感じておりますが、企業の組織体制や法律などがまだまだ変わらないとダメです。

副業をはじめる人の6割がお金を理由に始めております。月9万円ほど稼ぎたいと思いながらも、実際は2~4万円ほどしか稼げないということから副業を辞めていく人がたくさんいます。

長く続けられる人は、目的意識を持っていないと難しいようです。売り上げだけでいうと、私の場合、笑下村塾の方がNHKより10倍近く稼げます。

でも、私は報道を勉強したいという理由からNHKに入りましたし、若者向けの政治番組を作らないといけないという目的を持っています。

NHKでしかできないこと、笑下村塾でしかできないこと、お笑い芸人のたかまつななでしかできないことを、使い分けてやっています。

NHKに入ってよかったこと

NHKに入って特にいいのは、上司ができたことです。

社長って、全部自分で決めて、人に指示を出して、

自分で責任をとらないといけません。

上司ができたことで、人に怒られる、

指導してもらえるという機会があるのは新鮮です。いや、ありがたいです。

むしろ、こうやって人って成長できるのかとさえ驚きを隠せません。

もちろん今まで学ぼうという気持ちはありましたし、

学びたい時は努力をしていました。

お酒は呑めませんが、夜遅くまで呑み会に顔を出して、

少しでも技術を盗めないかと思い質問したり、

空いている時間に本や論文を読んだり、学ぶためにお金と時間をおしまずにかけていました。

だから、こんなに待っているだけで、学べるということに改めてすごさを覚えます。ある種、学校に通っているような不思議な感覚です。

大企業、日本社会が抱える課題

大企業は、日本社会はここで大きな変革を求められています。

日本の成長戦略として目指すのなら、大企業における組織の無駄を徹底的になくし、

効率化を追求し、その空いた時間で副業をさせなければいけません。

一般的によく言われる上司が帰るまで帰宅しにくいとか

呑み会に付き合わなければならないとか

社内調整にめちゃくちゃ時間がかかるとか

そういうことをどれだけ無くせるのか考えなければなりません。

縛りつけて、会社に忠誠心を植え付ける時代はもう終わっていると思います。

今の若者は副業をできる会社を最初から選んだり、副業を認めてもらえないから会社を辞めたりしています。優秀な人材が海外に流出していること、新しい働き方をうたうベンチャー企業が転職で人気の理由などから目をそらしてはいけないと思います。

今の組織文化、働き方なんて、たかだか50年ぐらいで作り上げたものです。

日本の今の状況を見たら、そこにすがるのは古いです。

とはいうもののパラレルワーカーには、まだまだ課題が多いのも事実です。

実践者として、まともな意見を言えるよう提案できるよう私自身もっとこの問題に向き合います。

 

※次回は5月29日(火)更新予定です


たかまつなな

たかまつなな紹介画像

お笑いジャーナリスト・お嬢様芸人・株式会社 笑下村塾代表取締役

フェリス女学院出身のお嬢様芸人として、テレビ・舞台で活動する傍ら、 お笑いジャーナリストとして、お笑いを通して社会問題を発信している。18才選挙権を機に、若者と政治の距離を縮めるために、株式会社笑下村塾を設立。「笑える!使える!政治教育ショー」を開発し、全国に出張授業・講師養成を行う。

芸能活動をする一方、東京大学大学院情報学環教育部、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科で学業に勤しみながら、講演会・シンポジウム・ワークショップ・イベント企画など手がける。

夢は、お笑い界の池上彰になることである。

株式会社 笑下村塾HP:http://www.takamatsunana.com/

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