某日、またまた編集部員に検証企画で声がかかった。発起人は石川編集長。なんでも本誌オリジナルの予想機が完成したので、当たるかチャレンジしてみたいというのだ。取り出したるは黄色いポケベル(古い!)のような代物。その名も「数字選択式宝くじランダム予想機 超的くん」だ! 果たして編集部プレゼンツの渾身の予想機は当たりを叩き出せるのか?
編集部が総出で検証
編集長の持つ予想機を興味深そうにのぞき込む編集TとM。まずは簡単に概要と使い方を教わる。
編「数字選択式宝くじの数字予想はもちろん自分で考えて当てるのが醍醐味だけど、どうしても直近の流れだったり、予想数字の選択肢が多すぎたりして選べないときってあるじゃない?」
T「あ~確かに、ぎりぎりまで絞り込むんですけど、どうしても選びきれないときってありますよね」
M「そういうときはクイックピックに頼ったりね」
編「そう。家にいながらにして全数字選択式宝くじのクイックピックがこれ1台でできる優れものなんだよ!」
M「編集長、なんかノリが深夜の通信販売員みたいです」
T「(笑)」
編「まあ、聞きたまえ。もちろん全部の数字をこの予想機に頼ってもいいけど、入れるか外すか迷っている数字がある場合、予想機で出たら入れる、出なかったら入れない、とか判断の基準として活用してもいいしね」
T&M「ふんふん」
実物を見てみるとわかるが、手のひらサイズで厚さも薄く(10ミリ)持ち運びも手軽そうだ。右わきにあるボタンを長押しすると、画面に「CHOICE」と表示された。
編「もうとにかく簡単かつシンプルに数字を出したいから、予想したいくじの種類を右にあるボタンで選んで……」
T「あ、編集長。じゃあ3人それぞれロト、ナンバーズ、ビンゴ5で予想機で選んだ数字を買ってみて当たるか検証してみませんか?」
編「そうだな。じゃあ3回ずつ予想機で数字を予想して当たるか実験してみるってことで」
M「了解です」
ロト7 検証
トップバッターは編集M。
どうせ当てるなら大きく当てたいと4月3日抽せんの第362回ロト7の予想に挑戦してみることに。まずはくじでロト7を選択。6つ並んだボタンの左上を押す。ポチっとな(古い!)。
画面に「L7」の文字と37個の数字が浮かび上がった。
M「あれ? ここからどうすればいいんですか?」
編「もう一度同じボタンを押してみ」
画面で37個の数字が点滅。
どうやら予想機が数字を選んでいる最中らしい。
M「あ、出ました!」
出た数字は「06 11 26 27 28 32 33」。
M「な、なんだか数字が片寄ってますね」
T「でも当たったら配当大きいですよ」
編「しかもこんなに片寄った数字、自分ではなかなか選ばないしなー」
M「確かに」
続いて2つめは「10 19 24 30 31 35 36」とバランスのいい数字。さらに3つめは「04 06 12 19 20 25 27」とこれまた比較的ばらけた数字になった。
そしてその日行われた当せん数字はというと……「04 07 08 14 22 24 27(13)(26)」。
M「あ~「04」と「27」は入ったのに。でも最初と最後の数字はぴったりでしたよ!」
編「うん、まずまずだな」
M「まあ当たってはいないんですけどね……」
T「ドンマイです」
ビンゴ5 検証
続いては編集Tの出番。狙うは4月8日の第155回ビンゴ5だ。さっそく6つ並んだボタンの右下、青いボタンを押す。
画面に表示される「B5」の文字と8枠、40個の数字。
T「ビンゴ5だと枠ごとに数字を見られるんですね」
そう話しつつ、同じボタンをもう一度押して予想開始。出た予想は「03 06 15 16 24 30 35 38」。偶数奇数のバランスもよさそうだ。
ほかにも2つの数字を予想し、いざ抽せん。第155回に出た数字は「03 08 15 18 24 30 35 38」って、ん? けっこう同じ数字出てない?
T「4ライン入ってますよね?」
興奮気味に語るT。
M「4等じゃん!」
編「おお、やったー!」
ほか2つの予想は1ラインも揃わなかったものの、けっこういい線いった当たりにわく編集部。
編「やっぱ角の数字が一致するとビンゴは大きいな~」
そう、ビンゴ5の場合、FREEを挟んで斜めの対角線上にある数字さえ押さえれば、縦横とは違ってふたつの数字だけで1ライン揃うので当たりの確率もグッとアップするのだ。
T「今回は角数字をうまく予想機が引き当ててくれましたね。よかったです」
ナンバーズ4 検証
編「んじゃ、最後は俺だな」
ナンバーズの予想は毎日している編集長だが、あえてナンバーズ4で予想機に挑戦してみることになった。狙うは狙うは4月8日の第5408回だ。
右上の緑のボタンを押すと、画面に「N4」の表示。
もう一度ボタンを押して数字を選んでもらう。さて、どんな数字が出てくるのか。
ひとつめは「6653」。
編「お。いきなりダブル数字」
続いて2つめは「6611」。
M「今度はダブル×ダブルですね」
編「こいつ、『6』好きだな~」
T「いや、機械に好きも嫌いもないと思いますが(冷静)」
ラストの3つめに出た数字は「0162」。
M「ダブル、ダブル×ダブルときて、シングルとは空気読めますね、彼」
T「いや、だから空気とか」
編「また『6』が入ってる」
M「『6』推しですね」
T「……」
編「俺の予想では4 は『※395』でシングル数字が来ると思うんだよな~」
編集長はなぜか予想機に対抗して自身の予想を披露。
さて、最終的な結果はというと、「1092」! 編集長の予想どおり、シングルの出目。残念ながら「6」は入らなかったものの、なんだかんだとひとつ違いの結果!
M「ああ~惜しい!」
編「さすがにいきなりボックス当せんは無理かー」
T「でもいい感じですよ」
と予想機の予想(ややこしい!)に盛り上がる3人。
T「そういえば編集長は今回だけは予想機の数字に賭けたんですか」
編「いや、自分の予想も買ったよ」
T&M「(さすが……)」
残念ながらナンバーズ4での当たりはなかったものの、自分では思いつかない、予想もしない数字が出てくるのがランダム予想機の面白いところ。そんな、ボタンひとつで手軽に全数字選択式宝くじの予想ができる「超的くん」が発売となった。
「超的くん」の概要は以下URLに載せているので、ぜひご家庭でも編集部のようにワイワイと予想していただきたい!
本誌オリジナル宝くじ予想機「数字選択式宝くじランダム予想機 超的くん」特別販売
※この記事は『ロト・ナンバーズ「超」的中法2020年6月号』の[特集3]を一部抜粋変更したものです