【第2回】ロト6、ロト7のキャリーオーバー発生時の1等最高賞金額上限が引き上げられる!

2017/01/20編集長石川の面白い数字

ご存じの人も多いと思いますが、ロト6のキャリーオーバー発生時の1等最高賞金額は4億円。そして、ロト7の場合は8億円となっています。

この金額はどうやって決められているのか?

実は、宝くじは「当せん金付証票法」に基づいて販売されています。それが、平成24年の330日に同法の一部改正が行なわれることに。その改正内容とは、当せん金の最高倍率の変更。

これにより、それまでロト6のキャリーオーバー発生時の1等最高賞金額は4億円。ロト61口あたりの購入金額は200円なので、4億円は、200円の200万倍です。この倍率が、「当せん金付証票法」によって定められた倍率になります。それが、改正後に500万倍にまで引き上げられました。つまり、200円×500万倍で、最大10億円まで可能に。そして、201729日から、ロト6のキャリーオーバー発生時の1等最高賞金額は6億円にアップ。つまり、300万倍。500万倍いっぱいではないので、もしかしたら、この先段階的に1等最高賞金額はアップしていくのかも!?

ちなみに、時を同じくして23日からロト7のキャリーオーバー発生時の1等最高賞金額もアップします。こちらは、これまで8億円だったものが、な、なんと10億円に! 大きな夢が膨らむ上限アップとなっています。

 

※当せん金付証票法とは…

昭和23年に施行された、宝くじに関する日本の法律。

平成10年に改正され、最高当せん金額が券面金額の100万倍となりました。加えて、加算型当せん金を導入。この場合の最高当せん金額は券面金額の200万倍と決定されました。

平成24年の改正では、最高当せん金額が券面金額の250万倍、加算型当せん金の場合は、最高当せん金額が券面金額の500万倍となりました。

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