――いま宝くじがアツい!
2021年に入ってからのロトやナンバーズといった数字選択式宝くじ(着せかえクーちゃんは除く)の売上実績を調べていると、驚愕の事実を発見!
そう、販売実績である!
参考までに2020年1月の第4週までの、ロト7、ロト6、ミニロト、ナンバーズ3&4、そしてビンゴ5の売上は、306億4261万500円。
それが2021年の同4週までの販売実績を見ると、363億2804万5200円。
実に56億8543万4700円も販売実績がいいのである。率に換算すると、約119%。新型コロナウイルスで苦しい世の中を見まわしてみても、販売実績2割増しという特異な状況なのだ!
理由はいくつか挙げられるが、まずはロト7のキャリーオーバーが大きなけん引役になっていることは間違いない。ロト7昨年同時期の販売実績は、約102億円。ところが、今年は年頭からキャリーオーバーがあったことで約136億円。そうここだけでも34億円もプラスになっている。
史上最高額44億円のキャリーオーバーが発生した第403回ロト7(2021年1月末時点)
さらに、宝くじ公式サイトの会員数も要因のひとつ。2020年12月の時点で、会員数は330万人を突破! これはかなり強力な追い風になっている。つまり、いままで宝くじを買ったことのなかった人がネットで買えるなら、と登録している可能性があるからだ。
宝くじ公式サイト
さらに新型コロナウイルス感染拡大防止に伴って、宝くじで一攫千金を、と考える人も少なくない。
以上の要因が重なって、販売実績の上積みとなっていると思われる。
数字選択式宝くじは、ご存じのとおり、販売実績が大きければ、当せん金も高くなる(口数に応じてなので、口数が多い場合は別)。
つまるところ、いまの状況は高配当を手にするチャンスともいえる。決して射幸心をあおるわではないが、販売実績が好調のいまこそ、ロトやナンバーズといった数字選択式宝くじで勝負してみるのはありだと思う。
(文責・石川修)