売上は昨年比118%! 宝くじブーム到来か!?

2021/02/02

――いま宝くじがアツい!

 2021年に入ってからのロトやナンバーズといった数字選択式宝くじ(着せかえクーちゃんは除く)の売上実績を調べていると、驚愕の事実を発見!

 そう、販売実績である!

 参考までに2020年1月の第4週までの、ロト7、ロト6、ミニロト、ナンバーズ3&4、そしてビンゴ5の売上は、306億4261万500円。

 それが2021年の同4週までの販売実績を見ると、363億2804万5200円。

 実に56億8543万4700円も販売実績がいいのである。率に換算すると、約119%。新型コロナウイルスで苦しい世の中を見まわしてみても、販売実績2割増しという特異な状況なのだ!

 理由はいくつか挙げられるが、まずはロト7のキャリーオーバーが大きなけん引役になっていることは間違いない。ロト7昨年同時期の販売実績は、約102億円。ところが、今年は年頭からキャリーオーバーがあったことで約136億円。そうここだけでも34億円もプラスになっている。

【ロト7】44億円のキャリーオーバー争奪戦! 狙うはヒトケタ台&10番台&引っ張り!!

史上最高額44億円のキャリーオーバーが発生した第403回ロト7(2021年1月末時点)

 さらに、宝くじ公式サイトの会員数も要因のひとつ。2020年12月の時点で、会員数は330万人を突破! これはかなり強力な追い風になっている。つまり、いままで宝くじを買ったことのなかった人がネットで買えるなら、と登録している可能性があるからだ。

宝くじブーム

宝くじ公式サイト

 さらに新型コロナウイルス感染拡大防止に伴って、宝くじで一攫千金を、と考える人も少なくない。

 以上の要因が重なって、販売実績の上積みとなっていると思われる。

 数字選択式宝くじは、ご存じのとおり、販売実績が大きければ、当せん金も高くなる(口数に応じてなので、口数が多い場合は別)。

 つまるところ、いまの状況は高配当を手にするチャンスともいえる。決して射幸心をあおるわではないが、販売実績が好調のいまこそ、ロトやナンバーズといった数字選択式宝くじで勝負してみるのはありだと思う。

 

(文責・石川修)

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