吉川たばこ店(広島県)
宝くじ販売はまさかの連続。
福山のたばこ店で億を出し続ける「勇じい」
「近所のおじいさんに『近くで宝くじが買えたらええな』と言われたのが宝くじを売るきっかけ。まさか億が4本出る店になるとは夢にも思いませんでした」
と穏やかに話すのは広島県福山市で小さなたばこ店を営む吉川勇さん(73)。最初の億は平成13年年末ジャンボ2等。続けて平成14年年末も2等1億円が出た。
「じつはその直前、住まいにあった布袋様を知り合いが見て『どうしてこんないいものを店頭に出さないんだ』と叱られて。そういうものかと店頭に飾ったら億が。驚きでした」
勇じいにとって宝くじでびっくりの出来事はまだある。
「ある日、自転車に乗っていて車に当て逃げされたという女性が『これは当たるかも』と飛び込んできて買った宝くじが100万円当せん。先祖のお墓を建て直したとか。本当に宝くじは不思議な世界です」
最新の億は平成25年年末の7億円。「最終日に売ったなかに7億円があったんです。残り福も本当にありますよ」
平成13年年末以来、店頭で億を招く金色の布袋像。高さ90センチほどの立派なものだ。くじで頭をなでていく客も多い。
※吉川勇さんは2018年10月19日にお亡くなりになりました。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます
売り場情報
■吉川たばこ店(広島県)
■住所 広島県福山市沖野上町4-23-28 福山医療センターバス停前
■アクセス JR山陽本線「福山駅」より車で約10分