全国「七福爺」売り場 1店舗目:宝くじ御徒町駅前センター(東京都)

2016/12/20

宝くじ御徒町駅前センター(東京都)

15年間で16人の億万長者を生んだ下町屈指の売り場!

「徳じい」いわく「当たる人は謙虚だよ」

 

アメ横商店街の御徒町側の入り口にあるのが「宝くじ御徒町駅前センター」。店主の中野徳治さん(76)がここで宝くじを売り始めたのは平成12年のこと。「当たりを出すためには、とにかく枚数を売ること。当時は朝6時に店を開け、深夜0時まで必死で売り続けました」。その甲斐あって平成14年サマーで1等前後賞計3億円が売り場から出た。以来、なんと16人、計20億円超えの大当たりを出し続けている。「当たる秘訣はとよく聞かれるけど、当たるのはやはり謙虚な人ですよ。以前、年末ジャンボの期間中、閉店間際に近所の中華料理店で働いていた20代の男性が買いに来たんです。いつも私は10枚入りの袋を10袋、扇状にして『どれにする?』と聞くんですけど『おじちゃんに任せるよ』と。なかから3袋、選んで渡したら、そのなかに21億円が入っていたんです。『当せん金で実家の借金を返すことができました』と、挨拶にみえました。今思い出しても、本当に謙虚な青年でしたよ」

平成26年の年末ジャンボミニでは17000万円が出たが、当てたのは近くの整体院に通う女性。「 整体師の先生といっしょに買いに来て、どうぞお先にと譲り合っていたから『お客さんのあなたから買えば』とアドバイスした人だったんです。ちょうど娘さんの結婚資金でお金が必要だったそうで、本当に必要な人に宝くじの神様は微笑むんですよ」
毎年9月に行われる地元・不忍池弁天堂で行われる「巳成金大祭」には必ず早朝に出向いてお札をいただき、店内に祀るのも、徳じいならではの招福法だ。

「最近は店頭で呼び込みをしていると『徳じい!』と妙齢の女性から飛びつかれたりして(笑)。やっぱり照れますね」

2010年に「お客さんにもっと福を」と作られた窓口脇の「招福処」。弁天堂のお札が祀られている。

 

========売り場情報========

■宝くじ御徒町駅前センター(東京都)

■住所 東京都台東区上野6-4-19 御徒町駅南口ガード下
アクセス JR山手線「御徒町駅」下車すぐ

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