弓矢の羽に込められた意味
こんにちは。編集Mです。
記事のタイトルを考えていたら、予期せず某大人気漫画の主題歌のようなノリになってしまいました(笑)。
昨日、今日と朝、出勤のために電車に揺られていたところ、袴姿の大学生をお見掛けしました。
そう、卒業式シーズンですね。
せっかくきれいに着飾っているのにマスク姿なのはなんとも切ない気持ちになりますが、よき門出が迎えられるように、ほっこりしながら見ておりました。若干不審人物なおばちゃんと化したMです。
さて、そんな女子大学生集団の袴を見ていると、最近は袴の柄も千差万別でオシャレなんですね。
なんとなく、昭和なおばさんは女子大生の袴と聞くと、人気少女漫画『はいからさんが通る』イメージでこちらの柄が思い浮かびます。
そう、矢絣(やがすり)柄ですね。
そもそも弓矢の羽の柄をなんで卒業式で着用するんだろうと不思議に思っていたんですが、なるほどという話がありましたので、あくまで一説ではありますが、ここでご紹介を。
弓を射ると矢はまっすぐに進みますよね。途中で軌道が変わることはありません。そこで、射られたら戻らないという意味で、昔は結婚などの門出の際に矢絣柄の着物を持たせていたそうです。
そう考えると、卒業式で振り返らずにまっすぐ進んでいってほしいという意味合いで着るというのは理にかなっている気がします( *´艸`)
弓矢と言えば、風車盤!
翻って、宝くじ。弓矢でピンときた人もいるかもしれませんが、数字選択式宝くじは写真のような風車盤で抽せんします。
そのときに矢を発射して刺さった数字が当せん数字となります。
たまに、矢がうまく刺さらずに落ちてしまって抽せんし直すことがありますが、基本は「カン カン カン!」小気味いい音を立てて決まりますよね。まさにまっすぐに飛んで戻らない数字!
当たればまっすぐど真ん中、これぞ“ストレート”!!
不退転の気持ちで、まっすぐストレート狙いで予想を立てていこうと気持ちを新たにした卒業式シーズンの出来事でした。