【スクラッチ】話題のスクラッチ!売り場を変えたら当たるのか!?

2020/03/18

【検証】スクラッチ 売り場を変えたら当たるのか!?

スクラッチ検証TOP画像

ゴシゴシと削るだけでその場で当たりがわかる手ごろさが魅力のスクラッチくじ。前回(本誌1月号)は連続する番号50枚で当たりが出るかを検証したところ、見事収支がプラスになるという快挙に恵まれた。
そこで今回は趣向を変えて、編集部3名(編集長・編集M・編集T)がそれぞれ売り場を変えて各人30 枚、計6000円分を購入。その内容がどうなるのかを検証してみた!買ったのは当時発売中だった第826回全国自治宝くじ「ワンピーススクラッチ コビーラッキースラッシュ」だ。これはワクの中をすべて削り、同じ絵柄がナナメに3個出れば、その絵柄によって当せん金が受け取れるというものだ。果たして、その結果は…!?

【検証1】編集T いつも行く売り場で購入

スクラッチ検証 編集T 画像

すでに何度も買いに行っている売り場のため、顔を覚えられている編集T

 編集Tは編集部のあるビルにほど近い、編集部員もお世話になっている馴染みの売り場へ。大通りに面した売り場はオフィスビルが立ち並ぶ街中にあるせいか、仕事の合間や終わりにくじを買いに訪れるサラリーマンが多い。そのためか、買いに行った日は発売終了間近だったが、連番30枚をゲットできた。

スクラッチ検証連番

さっそく10枚分を削る。2等の絵柄であるコート(?)がよく出ているものの、3つ目が揃わないもどかしい状況が続く……。あっという間にラスト1枚……。10枚つづりで買うと必ず6等は入っているので(ジャンボ宝くじと同じ!)、もしやこれは200円確定なのでは? 「最後の1枚まで当たりがないと、”200円決定!!”という流れが嫌だよな」とは編集長の弁。確かに。予想どおり200円で終了。

スクラッチ検証 編集T 画像1

 続く10枚分。今度は3枚目にして200円ゲット! 「残り7枚残してさらに当たりが出る可能性があるって、けっこういい感じなのでは?」と削る手にも力がこもるT。今度は1等の……なんだ、このマーク? M「ひげ?」T「向きが逆ですよね」と部員二人で頭を悩ませていたら、すかさず編集長から「マリンマークだよ!」とツッコミが。さすがワンピースに詳しい男。コビーは海軍に属しているから海軍を表すマリーンのマークが1等になっているんじゃないかとのこと。M「へぇ~」←ワンピース10巻までの知識しかない女(すみません!)。

スクラッチ検証 編集T 画像2

 すったもんだがありつつ、20枚分はマリンマークがよく出たものの2個止まり。ふたたび200円で撃沈! T「………(無言)」M「編集長、T の反応がなくなりました!」編「まだあと10枚ある!」
 ラスト10枚、期待を込めて削るT。またしても3枚目にして200円ゲット。T「今度こそお願いします!」……結果は当たりなし。T「ええ~なんで!?」と悲しい声を上げるT。「大丈夫だ、骨は拾ってやる!」と息まくMにバトンタッチ。

スクラッチ検証 編集T 画像3

【検証2】編集M 当たりのよく出る売り場で購入

スクラッチ検証 編集M 画像

削る前に拝み倒す編集M。どうか大きな当たりが出ますように!

 編集部のある都内で当たりがよく出ている売り場と言えば、西銀座チャンスセンターがもっとも近い。さっそく売り場へ向かう。すると、なんと西銀座チャンスセンターではまさかの売り切れ! 売り場に来るお客さんの数もケタ違いのため、発売終了前に売り切れてしまうこともままあるのだとか。「これじゃ検証ができない」と焦るM。慌てて西銀座チャンスセンターにほど近く同様に当たりが多い有楽町大黒天売り場へ。なんとか30枚をゲットするものの、連番ならず。おそらく残りも少なかったと推察される。さすが幸運の売り場!

スクラッチ検証バラ

 Tの思いを背負い、激務による腱鞘炎のダメージの残った手で、ひたすらスクラッチを削る。最初の10枚。「なんか上の段にメガネマーク(?)が出ると当たらない気がする……」と謎の理屈を述べるM。確かに上段にメガネが出るとことごとく揃わない状況が続く。最後の最後10枚目まで上段すべてにメガネマークが出現し、結果は200円。しかも最後の1枚。M「確かにラスイチまで当たりがでないと200円確定のガッカリ感半端ないですね」編「だろ?」 気を取り直して次の10枚分を削ると、2枚目にして200円ゲット。お、これは幸先いいんじゃないか?

スクラッチ検証 編集M 画像1

 と思いつつも、迫りくるメガネラッシュ! しかも後半は同じマークが2つすら揃わなくなってきた。なんでさ!? …… 結果、200円。ぴえん。

スクラッチ検証 編集M 画像2

 ラスト10枚。震える右手を叱咤しつつ、削りカスにまみれ、左手はもはや銀色に染まり、鬼気迫った表情で削るM。出ろ、5等1000円でもいい。出てくれ……! ひたすらゴシゴシと削る。
 ちなみに、M曰く、コインで削る場合は500円とか面積の広い硬貨で削った方が腕への負担が少ないとのこと(笑)。編集長は1円玉が角が鋭利で削りやすいとのこと。削る硬貨の好みもいろいろだ。
 M「ひげが2つ続くものがけっこう出るので、流れは悪くないんですよね」編「だからマリンマークだってば」 もはや編集長の声も届かない。「ひげ…ひげ…」と呪文のように唱えつつ、4枚目にして200円は回収。削る前の祈りが重すぎたのか、結果は200円のみ! 机に突っ伏すM。大トリは我らが編集長、頼みます!

スクラッチ検証 編集M 画像3

検証3】編集長 一度も足を運んだことのない売り場で購入

スクラッチ検証 編集長 画像

花粉到来前にマスクで完全防備の編集長。寒い中ご苦労様でした!

 トリを務めるのは編集長。前回のスクラッチ検証でも3等1万円当せんという引きのよさを見せつけた実力に期待が高まる。編集長に課せられたのは、一度も訪れたことのない売り場で買うというミッション。とはいえ、発売終了間近かつ未踏の売り場はハードルが高かった。最初にあたりをつけたのは、ちょうど週末に出かけていた御殿場周辺。売り場は4軒回ったものの、すべて売り切れ! そこで、編集部のある神保町を起点に行ったことのない売り場をしらみつぶしに回るということに。1軒目、売り切れ。結局、隣駅まで歩いて2軒目にしてなんとかゲット。

スクラッチ検証バラ

 編「残り60枚だったよ。危なかった……」まさにギリギリの滑り込みで無事手に入れたスクラッチ30枚を見てみると、30枚の連番にはならず。ま、仕方ないよね。
 まず10枚分。ここでまさかの3枚目にして4等2000円が出現! 編「お、元が取れた」M&T「?」さすが前回も元を取った男は一味違う。初めて見る3つ揃った舵のマークにテンションも上がる。「ほら、やっぱり上段にメガネが出ないと当たってるじゃないですか!?」と謎の理屈を振りかざすM。メガネになんの恨みが……(笑)。

スクラッチ検証 編集長 画像1

 勢いに乗って残り7枚削って200円、計2200円の当せん♪

スクラッチ検証 編集長 画像2

 続く10枚分に取り掛かると、さっそく2枚目にして6等200円ゲット。編集長の買ったスクラッチでは10枚連番の序盤でマークが揃うことが多い傾向のようだ。ラスイチガッカリ気分を味わわなくていいなんてうらやましい。とはいえ、そうそううまくいくはずはなく、200円で終了。

スクラッチ検証 編集長 画像3

 これで本当に最後の10枚。新しいスクラッチ商品が出ると、まめに買うことも多い編集長、削るスピードも速く手慣れたものである。しかし、削れども削れどもマークが揃わず。なんだか雲行きが怪しい。あ、残り1枚……ということは? 編「くっ、最後の最後でこの気分を味わうことになるとは思わなかった」う~ん、オチはよろしいようで。

スクラッチ検証 編集長 画像4

検証結果

 売り場を変えて挑んだ今回のスクラッチ検証。結果は1万8000円投資で3800円回収の惨敗となった。
 今回だけの成績では一概に言い切れないが、当たった規模で言えば、少なくとも一度も行ったことのない売り場で買ったケースに軍配が上がった。たまには出先で買ってみたり、散歩がてら足を延ばして買ってみたりしても面白いかもしれないぞ。
 成績こそ振るわなかったものの、編集部でワイワイしながら削る作業はなかなかの盛り上がりを見せた。これこそ、その場で誰もが一緒に楽しめるスクラッチの魅力! 編集部では今後もさまざまなスクラッチ検証を行って、誌面でその模様をお伝えしていく予定だ。読者の皆もスクラッチレポートがあれば月刊誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』へ、お便りでもどしどし送ってくださいね!

 

※この記事は『ロト・ナンバーズ「超」的中法2020年4月号』の「話題のスクラッチ!売り場を変えたら当たるのか!?」を一部抜粋変更したものです

オススメ記事

連続する番号のスクラッチ50枚で検証!「1万円でできるかな?」はどうなる!?

連続する番号のスクラッチ50枚で検証!「1万円でできるかな?」はどうなる!?

 

ロト6クイックピック検証

【ロト6】クイックピックは当たるの!? ロト6・購入時間帯別に検証してみた!

 

N4QPTOP

【ナンバーズ4】曜日別クイックピック大検証で大当たりは出たのか!?

 

【ナンバーズ3】曜日別クイックピック大検証で大当たりは出たのか!?

関連記事