趣味の神社巡りには三種の神器を持っていきます。神様を敬う気持ちは大事だと思います。

ゲン担ぎにはカレーを食べます！

編集部　お金を払えば何でも解決してくれる“解決屋”の活躍を描いた映画『クロガラス』。そのシリーズの最新作となるエピソード3と前作の前日譚となる0（ゼロ）が間もなく連続公開されます。

崎山　所謂、ダークヒーローもので、シリーズを通して描かれているテーマは“人としての正義とは？”です。今回は、物語の根底にあるそのテーマがより深く掘り下げられているお話になっていますね。

編集部　崎山さんが演じるのは主人公で解決屋こと神崎黒斗。

崎山　最初に台本を読ませてもらった時にセリフが少ないなと思い、その行間にある黒斗の気持ちをどう表現するかという部分はとても考えました。黒斗は血の通っていない、機械的なところがある人間なので、撮影中は基本的には共演者やスタッフとのコミュニケーションは最小限に抑えて、一人でいることが多かったですね。

編集部　今後もシリーズが続くと良いですね。話は変わりますが、崎山さん、神社巡りがお好きだと伺っていますが……。

崎山　年始の初詣に氏神様に参拝する風習が身近にあったり、この仕事をするようになって人とのご縁を感じたり、芸能の神様を祭っている神社を巡る様になった……というのが切っ掛けですね。それから、神社検定というのがあることを知って3年前に3級を取りました。

編集部　それは筋金入りですね（笑）。神社巡りをする時に持っていくものは？

崎山　僕は三種の神器と呼んでいますが（笑）、ひとつはハンカチ。手水で手を洗う時に使うんですが、大きさや色は特には決めていないです。

編集部　二つめは？

崎山　カメラです。僕、鳥居フェチでもあるんです（笑）。行った先々の鳥居を撮るために持って行くんです。これまでで一番感動したのは香川県にある、天空の鳥居とも呼ばれる高屋神社の鳥居ですね。そこから見る父母ヶ浜の景色が素敵でホントに神聖な場所でした。

編集部　で、三つめは？

崎山　御朱印帳。いまは10冊ぐらい持っています。九星で見ると僕は二黒土星で南の方位だと運気が良いと聞いたので、自宅の南に専用の棚を作ってそこに置いています。

編集部　神社や鳥居巡りをされて、運気が高まったなって感じることは？

崎山　そう感じることは特別無いですね。ただ、ひとりの日本人として神様を敬う気持ちを持つことが大事だなとは常に思っています。

編集部　ちなみにゲン担ぎといったら？

崎山　カレーを食べること、ですね。子供の頃に野球やサッカーをやっていましたが、試合の前の日は大体、カレーだったんです。それがいまも続いていて、舞台の初日の前日はカレーを食べる様にしていますね。それと、舞台の初日や千秋楽の日は青色の下着を纏うようにしています。でも、僕のラッキーカラーはどうも緑らしいんです（笑）。以前、演やらせてもらったミュージカル『刀剣乱舞』や『幽☆遊☆白書』も緑が関わる役だったんですよね。

編集部　今日選んだ予想数字の根拠は？

崎山　ラッキー7じゃないけど、7が好きなんです。先日、手相占い芸人の島田秀平さんにお会いした時にもラッキーナンバーは7って言われたんです。5も良いって言われましたね。3は誕生日の11月3日からで、身近な番号って意味で昔から好きな数字なんですよ。