宝くじの魅力は「夢」があるということ。「もしかしたら」という思いが頭の隅にあるだけで、生きるのが楽になります（笑）

予想ナンバーは私情を挟まずランダムに！

編集部　最新出演作『いつか、いつも……いつまでも。』は海辺の町の診療所を舞台にした、男女の恋と家族の繋がりを描いたハートウォーミング・ラブストーリーです。

関水　特に大きな事件が起きるわけでもなく、そんなところがホッとさせる──台本を最初に読んだ時に、そういう印象を受けましたね。

編集部　演じられたヒロイン・亜子は、いわゆる〝こじらせ女子〞です。

関水　不器用で自分の想いを他人に上手く伝えられない、でも幸せになりたい……ということをいつも願っている女性ですよね。

編集部　亜子が診療所で過ごす日々での出来事は、見ている者をホッとさせます。

関水　撮影中は毎日がほんとに楽しくて、特に東京まんじゅうを食べるシーンはみんなでキャッキャッしながらだったので、とても印象に残っています。

編集部　お話を聞いているとお腹が空いてきました（笑）。ところで、ロトや宝くじを購入したことは？

関水　宝くじとか好きで、メチャ買ってます！　毎回３０００円ぐらいですけど。私、夢見がちなところがあって、地元の横浜駅にあるジャンボの度に大当たりが出るので有名な売り場の前を通る度に良いなぁって思ってます（笑）。

編集部　ちなみに、これまでの当せん額で最高は？

関水　新大阪で買った時の１０００円でしたね。そこの店員のおばちゃんがすごく縁起良さそうな人だったんです。だから、またそこで買うチャンスがあったら、今度は何億円かを狙いたいですね！

編集部　当てる気十分ですね。関水さんをそこまで熱くさせる宝くじの魅力は？

関水　やっぱり、「夢」があるということですかね。もしかしたら当たるかもしれないから……という思いが頭の片隅にあるだけで、生きるのが楽しくなります（笑）。

編集部　実際、取材した高額当せん者の９割以上がすごくポジティブなメンタルなんですよ。当たるから買う、みたいな。

関水　私も常に当たると思っているので、そのうち当たるかもしれませんよね（笑）。

編集部　そうなることを願っています。ラッキーアイテムはありますか？

関水　母からもらった、お金が入ってきやすくなるらしいウサギのお守りを財布にずっと入れています。でも、一気に一億円が入ってきましたみたいなことはまだ無いです（笑）。

編集部　あったら、逆に怖いです（笑）。今回選ばれた予想ナンバーの根拠は？

関水　数字に意味を持たせると当たらないと思っているので、私情を挟まずにランダムに勢いで選んでみました。

編集部　直感ですね。ちなみにロト、最高賞金は10億円ですが、当たったら？

関水　人が一生で必要だと言われている3億円は絶対に取っておきます。残りは土地の鑑定士のスペシャリストを雇って、地元で一番耐震性があって災害に遭わないような所を探してもらって、すごい家を建てて幸せに暮らしたいです（笑）。

編集部　すっごく現実的ですが、仕事は続けられますか？

関水　「この仕事は絶対にやりたい！」って思える仕事しかやらなくなっちゃうかもしれないですね。

編集部　高額当選者に渡される小冊子『その日から読む本』には、「仕事は止めない方が良い」って書かれていますよ。

関水　私はこの仕事が楽しいから止めるということは無いと思います。でも、生活の質はちょっと控えめになるかな（笑）。

■撮影／鷹野政起　■文／鈴木一俊　■コーディネート／山内弘（cover）　■ヘアメイク／伴まどか　■スタイリスト／津野真吾（impiger）
■衣装協力／OSEWAYA、TELA