私はこれまで運とひらめきだけで生きてきました!
ラッキーナンバーは「6」ではなく……
編集部 7月に上演されるミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』に出演されますね。
伊原 これまで何度も上演されていますが、今回は初めてミュージカル形式で上演されるんです。台本はコメディ要素もあって面白く、登場人物たちが天使のような翼が生えたり、体に鳥が止まってしまう奇病を抱えているんですが、その病が「可愛い」とさえ思うところがありましたね。
編集部 演じるのはヒロイン・おさえ役。
伊原 おさえは自分が思っていることと反対の言葉しか喋れない女の子。これまでのおさえとはちょっと違う私なりのおさえを表現できればなって思っています。舞台って、その場でしか観られない儚さがあると思っているので、この世界観を生で体験してもらえたらなって。観ないときっと後悔しますよ(笑)。
編集部 それは楽しみです。ところで、ロトや宝くじを購入したことは?
伊原 5年ぐらい前にバラエティ番組『10万円でできるかな』で志村けんさんやタカアンドトシさんたちと10
万円分スクラッチを買ったらどれくらい当たるかという企画に出させてもらったんですが、とても楽しかったですね。
編集部 運気UPのためにされていることはありますか。
伊原 植物が好きで、ホワイトゴーストやガジュマルとかザミオクルカスなどを家の色んな所に置いていますが、風水を調べて運気の妨げにならないように置く場所には気を遣うようにしていますね。
編集部 ラッキーアイテムは何かお持ちですか?
伊原 2つあります。ひとつは私の名前が入ったボールペン。母からのプレゼントで日記を付ける時に使うようにしているんです。もうひとつは、私が生まれた日の形の月のブレスレット。これはオーストラリアで買ったんです。私が生まれた日の月の満ち欠けをモチーフにしていて、オーダーメイドで世界にひとつしかなく大事なので、お財布に入れていたりしますね。
編集部 ラッキーナンバーは?
伊原 9!
編集部 名前に“六”が入っているから、“6”かと思いましたよ(笑)。
伊原 誕生日も6月ですからね。でも、占いに行くとソウルナンバーは“9”って言われることがすっごく多いんです。
編集部 今日選ばれた予想ナンバーにも“9”と“6”が入っていますよね。数字をシートに記入する時に、大抵の方は左から順にマスを埋めていきますが、伊原さんはまずは両端から埋めていきました。これって玄人的な書き方ですよ。
伊原 そうなんですか。何となくなんですけどね。私はこれまで運とひらめきだけで生きてきたんで(笑)。
編集部 では、恒例の質問ですが、10億円当たったら?
伊原 オーストラリアのパースに、お仕事でお世話になっている人を連れて行きたいです。以前、パースには行ったことがあって、壮大で緑豊かでワラビー(小型のカンガルー)の幸せそうな笑顔に癒されたんです。私、海外には絶対住めないと思っていたんですけど、ここなら住めるかなって思ったぐらいでしたね。
編集部 それなら、そこに土地を買って家を建てたら良いんじゃないですか。
伊原 そういうのにはあまり興味ないんです。みんなで食べに行ったり、みんなに配ったり……とかカタチに残らない使い方が良いと思うんです。だって、当たるだけで幸せなことじゃないですか(笑)。
■撮影/鷹野政起 ■文/鈴木一俊 ■コーディネート/山内弘(cover)
■ヘアメイク/藤原リカ ■スタイリスト/椎名倉平
今月の女神
伊原六花(いはら・りっか)1996年6月2日、大阪府生まれ。A型。T160㎝。2017年8 月、「日本高校ダンス部選手権」で発表したバブリーダンスで一躍注目を集める。2018年、ドラマ『チア☆ダン』でドラマデビュー。近年の主な出演作品は、連続テレビ小説『ブギウギ』、『マイ・セカンド・アオハル』(TBS)、『肝臓を奪われた妻』( 日本テレビ系)。
■インフォメーション■
PARCO&CUBE produce 2024ミュージカル「ダブリンの鐘つきカビ人間」ⒸPARCO CO.,LTD
詳細:https://stage.parco.jp/program/dublin2024