『福耳』の販売員がいる大当たり売り場

2017/07/18

宝くじ御徒町駅前センター

子供のころから「福耳」は自慢！徳じいのパワーの秘密は耳にあり

「2年前、売り場の名物親父〝徳じい〟としてマスコミで紹介されたとき、店頭でお客さんから大歓迎されて『徳じい、福耳ね、ご利益ください』って、妙齢の女性にいきなり耳をひっぱられたことがあるんですよ。びっくりしたけど、見てる人は見てるんだなと感心したものです」と話すのは、平成12年オープン以来、30億円あまりの大当たりを出してきた人気売り場「宝くじ御徒町駅前センター」の長主・中野徳治さん。

今年77歳になるが「小さいときから耳たぶが大きくて、おまえは運がいいと言われてきた」とか。「この歳になって『福を分けて』と女性から抱き着かれるとは本当に幸せ者。やっぱりこの耳のおかげかな」と照れくさそうな徳じい。サマー発売期間中も店頭に立ち、福招きに余念がない。

「2年前の年末ジャンボミニで1等7000万円を当てたのは50代の主婦。娘さんが結婚する予定で『おかげで結婚費用ができました』とお礼に見えました」（中野徳治さん）

耳たぶが垂れ下がる耳を〝ゲン担ぎ〟に触る人が続出してうれしい悲鳴

売り場情報

■宝くじ御徒町駅前センター

住所：東京都台東区上野6-4-19　JR御徒町駅北口前ガード下

渋谷駅ハチ公広場宝くじ売場

渋谷駅ハチ公広場で数えきれない大当たりを出してきた福耳さん！

「小学生のお子さんを連れたサラリーマン風の男性が『昔、ここで買った宝くじが当たったんだよ』と誇らしげに笑いながら通り過ぎていくのを見て、ああ、この仕事をしていてよかったなと思いました」と語る兼光子さん。

JR渋谷駅の待ち合わせスポット「忠犬ハチ公の銅像」の前に並ぶ3つのボックスの中央が兼さんの売り場だ。

「じつは行きつけの整体の先生から『兼さんは福耳だね』と言われて、そんなものかと思ったばかり。意識はしていませんでした」と言うが、平成27年年末1等7億円をはじめ、これまで何十人もの億万長者が兼さんの売り場から出ている。「宝くじ当せんの鉄則は〝担げる縁起は全部担げ〟です。私の福耳もそのひとつに利用してもらえたらうれしいですね」

今年、渋谷駅再開発に伴い、売り場前にあった喫煙スペースが撤去。「ハチ公の銅像がすごくよく見えるようになり、ハチ公のパワーをより感じるようになりました」（兼光子さん）

いつも髪に隠れているが、耳たぶが扇のように広がる福耳の持ち主

売り場情報

■渋谷駅ハチ公広場宝くじ売場

住所：東京都渋谷区道玄坂2-1　JR渋谷駅ハチ公銅像脇

浅草第一屋ビル宝くじセンター

浅草の人気売り場でお客さん絶賛の福耳販売員さんを発見！

「お客さんから『耳を見せて』と言われたことがあって。おかしなことを気にするお客さんだなと思いながら、髪をかき上げてみせると『こりゃ福耳だ、100枚くれ』って（笑）」と笑顔で話すのは「浅草第一屋ビル宝くじセンター」の販売員・福田好子さん。お気づきの通りのおめでたい名前。福田さんは「福名」&「福耳」のダブル「福」販売員なのだ。

福田さん自身、これまでに売り場で確認をしにきて億が当たった3人と会っている。最新は「2年前、お姑さんとお嫁さんが連れ立ってきて調べたら、1等3億円が大当たり。一瞬は驚いたようでしたが、意外にも淡々と帰っていったのが印象的。その後も何度かいらして『ここで当てたのよ』と連れの人に自慢されてました（笑）」

新仲見世通りの入り口角にある売り場。「場所柄、浅草の観音様にお参りに行く前後に宝くじを買っていく人が多いんです。大当たりはそのご利益ではと思ってます」（福田好子さん）

お客さんが思わず注目したほどふっくらと大きな耳の持ち主

売り場情報

■浅草第一屋ビル宝くじセンター

住所：東京都台東区浅草1-1-12　浅草新仲見世通り入り口

名駅前チャンスセンター

名駅前の福耳さんはパワーストーンのピアスでさらにご利益アップ！

今年は幸先よくグリーン1等5億円が出るなど、絶好調を維持しているJR名古屋駅前の名駅前チャンスセンター。売り場の販売員の中で福耳と評判なのが、販売員キャリア20年の岡村広子さんだ。

「グリーン発売中に店頭で20代の男の子がスクラッチを削ったら1等100万円が出て大騒ぎ。『よかったわね』と販売員同士で話していたら、つぎはいつもお母さんと一緒にジャンボを買いに来る20代の女性が未開封で持ってきた昨年年末ジャンボミニ1等1億円大当たり。いま売り場は〝大当たりの連鎖〟持続中です」と興奮気味に話す岡村さんのふっくらとした耳たぶに輝くのはパワーストーンのピアス。「せっかく褒めていただいた福耳ですからさらにパワーアップさせてます（笑）」