過去4年間のグリーンジャンボ1等当せん売り場の一覧(下図)を分析してみよう。
最も強いのはやはり西銀座チャンスセンター
平成27年はサマー、オータムと1等が出ず、苦戦が伝えられた日本一の人気売り場・西銀座だが、ことグリーンに関しては過去4年で3本と全国一。実績重視なら、今年もやはりここだ。
西銀座CC
個人酒店が強い
もともと個人酒店で宝くじを販売している店はごく少数。それが近年のグリーンに限っては清水商店(秋田県)、小泉酒販宝くじセンター(東京都)、中野酒店(静岡県)と3店も1等を出す奇跡が起きた。
清水商店は酒類がメインだが地元で宝くじを販売してきた唯一の店。長く店を守ってきた先代の清水千ゑ子さんが94歳で亡くなった直後にグリーン1等が出て、「置き土産」と地元で話題になった。
また中野酒店は明治時代から続く老舗。宝くじは20年ほど前から扱うようになったが、店から出た最初の高額当せん「ナンバーズ4ストレート」100万円を当てたのはなんと店主の中野進さんだ。
2016年本誌12月号で「高額当せんを呼ぶ七福爺売り場」で紹介した小泉酒販の店主・小山真一郎さんも含め、酒店の店主は個性派ぞろいだ。
風水では「人の活気が幸運を呼ぶ」というのが定説。グリーン抽せん日は3月末で花見シーズンと重なり、酒店が賑わい活気がある。これが酒店がグリーンに強い一因かも。
清水商店
中野酒店
地元の「金」縁起物が福招きに
横浜ダイヤモンドチャンスセンター(神奈川県)には近くの横浜中華街にちなんで金の龍の置物が、また高山バローチャンスセンター(岐阜県)には飛騨地方の民芸品「さるぼぼ」の金色バージョンが店頭に置かれている。ともにこれを置いた直後にグリーン1等が出た。みなさんも地元で金の縁起物が置かれた売り場を見つけたら要チェックだ。
横浜ダイヤモンドCC
高山バローCC