オータムジャンボから読むオススメ売場
毎年、秋のジャンボと言えば「オータムジャンボ」でしたが、今年から名称が「ハロウィンジャンボ」に変わります。発売時期も例年より少し遅れて、10月11日からハロウィン当日の10月31日までの発売。賞金額は昨年のオータム同様1等・前後賞合わせ5億円です。
宝くじ業界では「オータムジャンボは荒れる」が定説。いわゆる人気売り場ではなく、大穴の売り場から出る傾向があったのですが、近年は特にそれが顕著。日本一の人気売り場である東京・西銀座チャンスセンターからは過去5年で1本しか1等が出ていない状況です。
そんな「荒れる秋のジャンボ」に強い売り場はどこか? 今回はデータとジンクスから徹底分析。
浮かび上がったのは、
①3つの「鉄板」売り場
②プロ野球プレーオフ「クライマックスシリーズ」開催地の売り場
です。
とくに昨年のオータムジャンボでは、パ・リーグのプレーオフ開催地・福岡市、札幌市、セ・リーグ開催地の東京都文京区、広島市のすべてから1等・前後賞5億円が出る奇跡が発生(オータムジャンボ宝くじ過去5年間分の1等当せん売り場ページ参照)。全国のファンの熱気がひとつのスタジアムに集中することで、宝くじの女神も観戦にやってきたということなのか、巨人-横浜戦で盛り上がった東京ドームと隣接する「東京ドームシティチャンスセンター」から1等が出たことがそれを象徴しているかのようです。
そこで昨年1等が出た札幌、東京、広島、福岡の売り場と合わせ、この記事を書き進めている時点で、クライマックスシリーズの開催が濃厚な全国6都市の注目売り場も厳選。ぜひ今回の購入の参考にしてください。
※月刊誌『ロトナンバーズ「超」的中法2017年11月号』別冊付録掲載
◆福田雅夫(ふくだ・まさお)
女性週刊誌「女性自身」の記者として訪れた売り場は、全国700店舗以上。売り場を知り尽くした案内人。