本誌3月号に掲載した「【夢の高額当せん者インタビュー】2019年の1年でナンバーズ3&4で1327万円当せん!」、1年で1300万円強の当たりを達成した「令和のモンスター」。取材から半年もしないうちに、さらなる大当たりを重ねていた! その実態に迫るべく、県境をまたいだ移動ができるようになった6月末に沖縄県に飛んだ!
ミニロト1等1299万円当せん!何度も当たる理由とは?
大当たりまでに300万円強!当たった喜びより安堵が!
RZさん(仮名)沖縄県・49才
「お久しぶりです!」
そう言って取材場所に選んだ複合施設のトイレから出てきた男性こそ、半年前に取材した令和の爆当てモンスターこと、RZさんだ。さっそく場所を変え、取材が始まった。
「実は、もう止めようかと思ってたんですよ」
いきなりそう切り出したRZさん。明るく、前向きで、負けず嫌い。そんな三拍子揃ったRZさんの言葉に一瞬耳を疑う。
「取材してもらったあと、全然大きな当たりがなくて……気が付けば300万円以上マイナスが続いていたんです」
さすがにこれはいけないと思い、どうしようかと考えていたという。
「でもね、負けず嫌いでしょ、僕」
いつものRZさんのテンポだ。
「それに、信じていたんですよ、絶対に大きな当たりはまた来るって」
そう信じるには根拠もあった。以前掲載したときにも紹介したように、RZさんは幼少期に九死に一生という大やけどを負ってから、火の神さま=ウガンジュに毎日台所で祈りを捧げているが、それを欠かしていなかったこと。買い物にいっては、少額でも寄付をし続けてきたこと……。
――そしてその時は訪れた。
「ミニロトで1等当たりました(笑)」
2020年3月3日、第1066回ミニロト。当たりを確認したのは、当日の夜、家族でくつろいでいたときだった。いつものように携帯で当せん番号をチェック、自分の買った券の番号と見比べていた。
「パッと見て何となくわかるじゃないですか、当たってるな、って」
感覚的に当たりを確信したRZさんは、丁寧に確認作業に入る。
「まず『15』から始まってるんですよ、で、あ?『15』。次の『17』、さらに『20』って、当せん数字とどんどん合っていくんです」
ついに4数字目まできて、残りの5数字目も同時に目に入った。
「まさかやー!って感じですよ最初は(笑)。すぐに周りにいた家族に見てもらいましたね」
まず奥さんの反応はというと?
「『こんなに当たるんだねー』って。僕とは違って、本当に欲がないんですよ、嫁さん。まあ、だから欲が強い僕は支えてもらえているんですけどねー(笑)」
次に次女からひと言。
「『お父さん、すごいねー!おしゃれだねー』って(笑)。あとから長女からも『お父さん、仕事はしていないけど、当てるんだね。かっこいいね』って」
ほんわかとした素敵な家族である。ちなみに、長女、長男はすでに独立して、RZさんの手から離れているのだという。
「正直、当たってホッとした気持ちが大きかったですね。でも、あとからジワジワと1等って当たるんだなーって。嫁も、1000万円もすごいねー。不思議だねーって」
こうしてRZさんは、1等1299万円を手にしたのであった。
第1066回ミニロト「15 17 20 22 23」
1等1299万3200円当せん!
やっぱりあった!当たりの前兆は不運ばかり
前回取材したときは1年で数回に渡っての累積で1300万円強の当たりだったが、今回は一発で1299万円。何か当たりの予兆はあったのだろうか?
「予兆? 車ぶつけましたよ(笑)」
実は前回取材した昨年末に、新車を購入したと話していたRZさん。
「納車されて1週間でコンビニの駐車場のフェンスにぶつけちゃって……」
幸い保険に入っていたため、車、フェンス双方の修理費10万円強は免れた。ところが……。
「ひと月くらいしたときに今度はTSUTAYAの駐車場にあるポールにぶつけちゃって……」
これまた修理費10数万円は保険で。ところが、ここで保険会社から注意を受けた。
「そりゃそうですよね。気を付けていたんですが、不思議とぶつけるんですよ」
これが当たりの予兆だったかもしれないと話すRZさん。実は、当せん者のなかには当たる前に、大きな事故、小さな事故、病気にかかる、などの不幸があることが多い。まさにRZさんの新車の事故もこれにあたる。
「あと、仲のいい友人と喧嘩をしてしまって……」
聞けば、新型コロナウイルスの緊急事態宣言のあとに意見の相違から喧嘩をし、以降2カ月くらい連絡をしなかったのだとか。
「いまは仲直りしましたよ(笑)」
普段ではありえないようなことが起こるのも、当たりの予兆であることが多い。RZさんの場合も、車の事故、友人との喧嘩が当たりを予期させていたのだろう。
まだまだあった! 当てるためにやっていること!
「あと、どうしても馴染みの売り場から大きな当たりを出したかったんですよ」
聞けば、感じのいい販売員さんで、毎回笑顔で応対してくれたのだとか。
「だから、なんとか大きな当たりがこの売り場から出て、盛り上がればいいなーって」
馴染みの売り場がある人にとっては、このRZさんの発言はとてもよくわかるはずだ。
数字選びに関しては、クイックピックが多めというRZさん。今回の当せんはどうだったのか?
「クイックです。これ、真ん中が当たるんですよ」
そういって申込カードを見せてくれた(写真参照)。
ミニロトは申込カードの真ん中が当たりやすいと話していた!
「ナンバーズだとクイックにして、ボックスやストレートなんかを散らして買う方法は変わってないですね」
やはり、基本はクイックピックで買うというのがRZさん流。
「データを見るときは、とにかく抽せん日を気にします。過去のその日に何が出ていたのかをチェックしますよ」
ほかにも前回紹介してくれた方法。ナンバーズ4を予想する際に、前回のナンバーズ3の当せん数字を回号として見て、その回号の数字と前後2回の計5回分の当せん数字から数字を選ぶというやり方だ(下表)。
■第5290回ナンバーズ4「0093」を導いた方法
ナンバーズ4を予想するときに、前回のナンバーズ3当せん数字を使うのがRZ攻略法。第5290回を予想したときは、前回の第5289回の当せん数字「776」を使用。「776」回の回号(赤字)を中心に前後2回分を書き出し、その数字のなかからナンバーズ4の予想数字を組み立てるというもの。
「実は、ミニロトが当たった1週間後にナンバーズ4でも200万円くらい当たったんですよ」
やはり令和の爆当てモンスターは健在。当て方が豪快だ。
「当たり外れの波は絶対にあるんです。大事なのは外れ続けているとき。当たらないなーってマイナスのオーラを出したら負けなんですよ。いつもワクワクする気持ち、これが大事」
多くの高額当せん者も、前向きな気持ちが重要と話すが、RZさんもそれを心得ているということなのだろう。
「楽しく生きることですよ!生かされているんだから、ね」
実際に当てているRZさんの言葉には重みがある。
「いまこんな時代じゃないですか。僕も外出できずにストレスの溜まる日々でしたよ。だから、宝くじは本当にいい気分転換になるし、当たればもっといい(笑)」
何度も当てるに関しても秘訣はないのだろうか?
「そうだね、やっぱり家族にはいつも感謝することですね」
自分を制御してくれる奥様にはいつも感謝しているという。
「墓参りにもよく行きますよ。行くと『父ちゃん、ありがとうね』って感謝します」
ちなみに1299万円の当せん金はどうしたのだろうか?
「何か買ったというのはないです。すべて次の宝くじ資金として貯金しています(笑)」
今回の大当たりでうれしかったことは?
「1回で1000万円以上の当せんだともらえる冊子があるじゃないですか」
『その日から読む本』である。高額当せん者の証ともいうべき、高額当せんしたときの心構えの書かれた冊子だ。
「これをもらえたのがうれしかったですねー。あ、パラパラとしか見ていないんですけど(笑)」
なんともRZさんらしい。さらにこう続けてくれた。
夢を買うって人には当たらない!!やぱり持つべきは「欲」
「真面目な話、宝くじを買って夢を買うって人には大きな当たりはないと思います。貪欲に大きな当たりが欲しいって本気で思わないと」
それまでニコニコしていた表情がこの一瞬だけ変わった。RZさんなりに、これを読んでくれた人に対して真摯に向き合おうとしている証だったのかもしれない。
最後に令和の爆当てモンスターに今後の目標を聞いてみた。
「極めてやろうと思いますよ!1等1300万円の次は1億円、その次は10億円って、上を目指します」
再び本気の表情になったRZさん。また取材させてもらう日もそう遠くないだろう。
最近では第160回ビンゴ5で2等当せん!このときは1等該当なしで2等も高額に!
ミニロト1等当せん者RZさんからのエール!
RZさんが読者のみなさんに向けてエールを送ってくれた! さあ、動画チェックで高額当せん者からエールをもらおう♪
令和の爆当てモンスターまたも高額当せんを果たす!
※この記事は『ロト・ナンバーズ「超」的中法2020年9月号』の[夢の高額当せん者インタビュー]を一部抜粋変更したものです